2026年のWNBAドラフトで、ENEOSサンフラワーズの田中こころ選手がゴールデンステート・ヴァルキリーズから3巡目・全体38位で指名されました。
日本人選手がWNBAドラフトで指名されるのは、1997年の萩原美樹子さん以来となる快挙です。
一方で、「田中こころ選手はWNBAでいつプレーするの?」「ドラフトで指名されたのに、なぜ2026年はWNBAに行かないの?」と疑問に感じている人も多いでしょう。
結論からいうと、田中こころ選手は2026年シーズンのWNBAには参加せず、日本代表としてのワールドカップとWリーグに集中することを決めています。
ENEOSの発表によると、田中選手はゴールデンステートと話し合ったうえで、2026年はWNBAでプレーせず、ワールドカップとWリーグに集中するとコメントしています。
この記事では、田中こころ選手のWNBAドラフト指名の詳細から、2026年にプレーしない理由、評価されたポイント、今後のWNBA挑戦まで詳しく解説します。
田中こころはWNBAドラフトで全体38位に指名!
田中こころ選手は2026年4月に行われたWNBAドラフトで、ゴールデンステート・ヴァルキリーズから3巡目・全体38位で指名されました。
WNBA公式の選手ページでも、2026年ドラフト「Round 3 Pick 38」と記録されています。
ゴールデンステート・ヴァルキリーズから指名
田中こころ選手を指名したのは、アメリカ・カリフォルニア州を本拠地とするゴールデンステート・ヴァルキリーズです。
2026年のドラフトでは、ヴァルキリーズが複数の選手を指名するなか、田中選手は全体38位で選ばれました。
チームの公式発表でも、田中選手を38位で指名したことが明記されています。
また、ENEOSも田中選手について「3巡目・全体38位」で指名されたと発表しており、指名によってヴァルキリーズが田中選手との独占交渉権を得たと説明しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 選手 | 田中こころ |
| ドラフト | 2026年WNBAドラフト |
| 指名チーム | ゴールデンステート・ヴァルキリーズ |
| 指名順位 | 3巡目 |
| 全体順位 | 38位 |
| ポジション | ポイントガード |
| 所属 | ENEOSサンフラワーズ |
| 国籍 | 日本 |
WNBAドラフトでは日本人2人目の指名選手
田中こころ選手は、日本人として2人目のWNBAドラフト指名選手となりました。
1人目は1997年のWNBAドラフトでサクラメント・モナークスから指名された萩原美樹子さんです。
WNBA公式の1997年ドラフト記録でも、萩原さんが2巡目6位で指名されたことを確認できます。
そのため、田中選手のドラフト指名は日本女子バスケットボール界にとって非常に大きな出来事といえます。
さらに2026年の田中選手は20歳。
日本代表として世界大会を経験しながら、WNBAからドラフト指名を受けたことで、今後の海外挑戦にも注目が集まっています。
田中こころが2026年にWNBAでプレーしない理由
ドラフトで指名された田中こころ選手ですが、2026年シーズンはWNBAでプレーしません。
これは本人がWNBA挑戦を断念したという意味ではなく、2026年は日本代表とWリーグでの活動を優先するという判断です。
2026年は日本代表としての活動を優先
2026年は田中選手にとって、日本代表として重要なシーズンです。
FIBA女子バスケットボールワールドカップ2026は、9月4日から13日までドイツ・ベルリンで開催されています。
田中選手も日本代表メンバーとして出場しています。
ゴールデンステート・ヴァルキリーズも公式に、田中選手が2026年のトレーニングキャンプには参加せず、international commitments(国際活動)を理由に今季チームへ合流しないと発表しました。
つまり、2026年はWNBAよりも日本代表としての活動を優先するシーズンになっています。
W杯とWリーグに専念することを発表
ENEOSサンフラワーズの公式発表では、田中選手はゴールデンステートと話し合い、2026年はWNBAでプレーせず、ワールドカップとWリーグに集中することになったと説明しています。
田中選手自身も、来シーズンに向けてさらに技術を学び、いろいろなことを吸収したいという趣旨のコメントをしています。
したがって、「WNBAに行けなかった」というよりも、日本代表と国内リーグで経験を積むことを選択したと考えるほうが正確です。
WNBA挑戦を断念したわけではない
今回の決定で重要なのは、田中こころ選手がWNBA挑戦そのものを取りやめたわけではないという点です。
2026年WNBAドラフトではヴァルキリーズから指名され、ENEOSは同チームが田中選手との独占交渉権を得たと発表しています。
ただし、「2027年に必ずWNBAデビューする」といった具体的な予定は現時点で公式発表されていません。
そのため、今後については「2027年に必ず移籍する」と断定するのではなく、2026年の日本代表活動やWリーグでの成長を経て、WNBA挑戦の時期が注目されています。
田中こころがWNBAから評価された理由は?
田中こころ選手がWNBAドラフトで指名された背景には、若さだけでなく、国際舞台で結果を残してきた実績があります。
特に、ガードとしての得点力とアシスト能力は大きな特徴です。
173cmのポイントガードとしてプレー
ENEOSの公式プロフィールによると、田中選手は身長173cm、ポジションはポイントガードです。
FIBAの2026年W杯公式プロフィールでも173cm・ポイントガードと登録されています。
ポイントガードとしてゲームメイクを担いながら、自ら得点を狙えることが田中選手の魅力です。
特にFIBAは2026年W杯の紹介記事で、田中選手を日本代表の注目選手の一人として紹介し、ペリメーターでのプレーに優れた若手として評価しています。
積極的なリングアタックが武器
ENEOS公式プロフィールでは、田中選手自身が「特に見てほしいプレー」として、アグレッシブにリングアタックするところを挙げています。
単純に外からシュートを打つだけではなく、ドライブでゴールへ向かう積極性が大きな特徴です。
また、FIBAの2026年W杯の記事でも、田中選手本人が積極的にアタックすることで味方のためのスペースを作る趣旨のコメントをしています。
3ポイントシュートも国際舞台で結果を残している
田中選手はアウトサイドシュートも武器の一つです。
2025年FIBA女子アジアカップでは、6試合で平均14.8得点、5.5アシスト、1.2スティールを記録し、3ポイント成功率は48.4%でした。
WNBAのような世界最高峰のリーグでプレーするには、ドライブだけでなく外角からのシュートも重要になります。
その意味でも、国際大会で高い3ポイント成功率を残した経験は、田中選手の大きなアピールポイントといえるでしょう。
アジアカップ2025でベスト5に選出
田中こころ選手は2025年のFIBA女子アジアカップで、日本代表として大きなインパクトを残しました。
大会では平均14.8得点、5.5アシスト、1.2スティールを記録し、日本のチーム得点トップとなりました。
さらに大会のAll-Star Five(ベスト5)にも選出されています。
| 2025年アジアカップ成績 | 数値 |
|---|---|
| 出場 | 6試合 |
| 平均得点 | 14.8点 |
| 平均アシスト | 5.5本 |
| 平均リバウンド | 2.5本 |
| 平均スティール | 1.2本 |
| 3P成功率 | 48.4% |
| 表彰 | All-Star Five |
こうした国際舞台での実績が、WNBAドラフト指名につながった大きな要素の一つと考えられます。
田中こころのWNBAでのポジションは?
田中こころ選手の現在の公式ポジションはポイントガード(PG)です。
WNBAで実際にどのような役割を担うかは、まだ正式に決まっていません。
基本ポジションはポイントガード(PG)
ENEOSの公式プロフィールでは田中選手のポジションをポイントガードと明記しています。
FIBAのW杯公式プロフィールも同じくポイントガードです。
ポイントガードは、ボールを運び、攻撃を組み立て、味方を生かしながら自らも得点を狙うポジションです。
田中選手は2025年アジアカップで平均5.5アシストを記録しており、得点だけでなくゲームメイクでも存在感を示しています。
WNBAで期待されるプレーとは?
現時点では田中選手がWNBAでどのような役割を与えられるかは決まっていません。
ただ、173cmのポイントガードというサイズに加え、ドライブ、3ポイント、アシスト能力を持つことから、複数の役割に対応できるガードとして成長が期待されます。
一方、WNBAはフィジカルや判断スピードなどでも高いレベルが求められるため、今後さらにディフェンスやフィジカル面を伸ばすことが重要になりそうです。
なお、ENEOS公式プロフィールで田中選手自身が「今シーズン、チャレンジしたいこと」として挙げているのはディフェンスです。
田中こころのWNBA挑戦はいつになる?
「では、田中こころ選手がWNBAでプレーするのはいつなのか」という点が、ファンにとって最大の関心事でしょう。
2026年は日本代表・Wリーグで経験を積む
2026年については、WNBAでプレーしないことが公式に発表されています。
その代わり、日本代表としてFIBA女子バスケットボールワールドカップに出場し、ENEOSサンフラワーズではWリーグで経験を積む方針です。
この判断によって、日本代表として世界トップレベルの選手と対戦する経験を積めることは、将来的な海外挑戦にもつながる可能性があります。
今後のWNBA挑戦時期は未定
現時点で、田中選手のWNBAデビュー時期は公式には発表されていません。
そのため、「2027年に必ずWNBAへ行く」「2027年春にデビューする」といった断定は避けるべきです。
一方、2026年8月の取材では、WNBAドラフト指名を受けた田中選手が、日本で戦う2026-27シーズンについて語っており、将来的なWNBA挑戦を見据えた重要な1年として注目されています。
| 時期 | 田中こころ選手の動き |
|---|---|
| 2026年4月 | WNBAドラフトで全体38位指名 |
| 2026年 | WNBAには参加せず日本で活動 |
| 2026年9月 | FIBA女子バスケットボールW杯に日本代表として出場 |
| 2026-27シーズン | ENEOSサンフラワーズで活動 |
| その後 | WNBA挑戦の時期・方法に注目 |
田中こころの2026年W杯での活躍
田中こころ選手は2026年9月にドイツ・ベルリンで開催されているFIBA女子バスケットボールワールドカップ2026に、日本代表として出場しています。
大会は9月4日から13日まで開催されています。
W杯初戦のマリ戦で18得点・7アシスト
2026年9月4日に行われたグループリーグ初戦のマリ戦で、日本は102-97で勝利しました。
田中選手はこの試合で18得点、3リバウンド、7アシストを記録しています。FIBA公式の個人スタッツでも確認できます。
| W杯初戦・マリ戦 | 田中こころ |
|---|---|
| 出場時間 | 20分 |
| 得点 | 18点 |
| リバウンド | 3本 |
| アシスト | 7本 |
| FG | 7/12 |
| 3P | 1/1 |
| FT | 3/4 |
FIBAも田中選手のW杯デビューを高く評価し、マリ戦で18得点・3リバウンド・7アシストを記録したことを紹介しています。
日本代表での活躍がWNBA挑戦にもつながる
W杯のような世界大会で経験を積めることは、田中選手にとって大きな意味があります。
特にWNBAドラフト指名後に日本代表として世界の選手と戦うことで、自分の現在地を確認できる機会にもなります。
2026年W杯でのプレーは、今後のWNBA挑戦を考えるうえでも注目しておきたいポイントです。
田中こころのプロフィール
WNBAだけでなく、田中こころ選手自身についても整理しておきましょう。
他にも、田中こころ選手のプロフィールを具体的に書いている記事がありますのでそちらもぜひ読んでみて下さい。
年齢・身長・出身地・所属チーム
ENEOSとFIBAの公式プロフィールによると、田中選手の基本プロフィールは以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 田中こころ |
| コートネーム | ココロ |
| 生年月日 | 2006年1月10日 |
| 年齢 | 20歳(2026年9月時点) |
| 出身地 | 大阪府 |
| 身長 | 173cm |
| ポジション | ポイントガード |
| 所属 | ENEOSサンフラワーズ |
| 背番号 | 26 |
| WNBAドラフト | 2026年3巡目・全体38位 |
桜花学園高校からENEOSへ
田中選手はKAGOでプレーした後、桜花学園高校へ進みました。
ENEOS公式プロフィールによると、主な高校時代の実績として、2021年のインターハイ優勝・ウインターカップ優勝、2023年のインターハイ準優勝などがあります。
その後ENEOSサンフラワーズに加入し、日本代表でも活躍。
2025年のアジアカップでベスト5に選ばれるなど、国内だけでなく国際舞台でも評価を高めてきました。
そして2026年、WNBAドラフトでヴァルキリーズから全体38位で指名されるという大きなステップを踏みました。
FAQ:田中こころのWNBAに関するよくある質問
ここでは田中こころ選手についてWNBA関連の質問に回答していきます。
田中こころはWNBAのどのチームに指名された?
2026年WNBAドラフトで、ゴールデンステート・ヴァルキリーズから指名されました。指名順位は3巡目・全体38位です。
田中こころはWNBAドラフト何位?
全体38位です。
WNBA公式の選手ページにも「2026 Rnd 3 Pick 38」と記載されています。
田中こころはなぜ2026年にWNBAでプレーしない?
2026年はWNBAでプレーせず、日本代表としてのワールドカップとWリーグに集中するためです。
ENEOS公式発表でも、ゴールデンステートと話し合ったうえで今季のWNBA契約を締結せず、ワールドカップとWリーグに集中すると説明されています。
田中こころはいつWNBAに行く?
現時点では、WNBAでプレーする具体的な時期は公式発表されていません。
2026年は日本で活動することが決まっていますが、その後のWNBA挑戦については今後の発表を待つ必要があります。
田中こころは日本人初のWNBAドラフト選手?
日本人初ではなく、史上2人目です。
1997年のWNBAドラフトで萩原美樹子さんがサクラメント・モナークスから指名され、2026年に田中こころ選手が続きました。
まとめ|田中こころのWNBA挑戦は今後も注目
田中こころ選手のWNBA挑戦について、重要なポイントをまとめると以下の通りです。
- 2026年WNBAドラフトで全体38位に指名
- 指名チームはゴールデンステート・ヴァルキリーズ
- 日本人として2人目のWNBAドラフト指名選手
- 2026年はWNBAでプレーせず、日本代表とWリーグに集中
- 2026年W杯初戦のマリ戦では18得点・3リバウンド・7アシスト
- 2025年アジアカップでは平均14.8得点・5.5アシストでベスト5
- 現在の公式ポジションはポイントガード
- 今後のWNBA挑戦時期はまだ正式発表されていない
2026年はWNBAのコートではなく、日本代表として世界の舞台に立つことを選んだ田中こころ選手。
W杯とWリーグでさらに経験を積んだ先に、WNBAのコートに立つ日が来るのか。
今後の動向に注目が集まります。
正直言って、WNBAでの活躍はまだ難しい感じはしますが、来年以降のさらなる活躍が期待できる選手です。


